ATERM WL300NC-Gの解説
ATERM WL300NC-Gの無線接続の解説です。
無線接続とは親機(一般的には子機を管理する装置)と子機(パソコン・ゲーム機・端末など複数台接続可能)の接続・設定を行うことです。
ATERM WL300NC-Gは子機にあたります。
利用可能な通信規格はIEEE802.11n、IEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11gの接続ができます。
又、対象基本ソフトはWindows 7/VISTA/XP/2000(Professional) 日本語版 となっています。
Macは対象外です。注意してください。
では設定しましょう。
くどいようですがATERM WL300NC-Gは子機です。
「らくらく無線スタート」で接続
「らくらく無線スタート」でカンタンに無線接続が出来ます。
ただし、「らくらく無線スタート」の機能を持った親機が必要です。最近のNEC製の親機であればほとんど「らくらく無線スタート」機能を搭載しています。
設定の前に親機にセキュリティが設定されていることが必要です。
「MACフィルタリング」を使用の場合は親機の登録数に制限があります。
確認をしてください。
「らくらく無線スタート」の接続方法
(1).無線設定が未完了の場合は親機と子機を近づけると「らくらく無線スタートの待ち受け中です。」の画面が表示されます。(表示されない場合はタスクトレイのサテライトマネージャのアイコンを右クリックし、「らくらく無線スタート」をクリックすると表示されます)
(2)親機の「らくらくスタート」ボタンを長押し、親機の前面のPOWERランプが緑点滅したら、ボタンを離す。
(3)暫く待ちます。
親機のPOWERランプが橙点滅したら、親機の「らくらくスタート」ボタンを長押し、親機のPOWERランプが橙点灯したらボタンを離してください。
問題がなければ成功ですが、失敗の場合はPOWERランプが赤点灯します。
最初からやり直してください。
上手くいかない場合は下記の 「サテライトマネージャ」で接続を実行してください。
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親機にセキュリティ設定がない場合は、「らくらく無線スタート」の設定はできません。
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「サテライトマネージャ」で接続
ATERM WL300NC-Gの子機を使用の場合は、「サテライトマネージャ」で接続します。その手順を紹介します。
(1)「スタート」 - 「すべてのプログラム」 - 「Aterm WARPSTAR ユーティリティ」 - 「サテライトマネージャ」をクリック。
(2)タスクトレイ(タスクバー・右下)のにある「サテライトマネージャ」のアイコンを右クリックして「プロパティ」をクリック。
(3)「ネットワーク一覧」タブをクリック。
(4)一覧の中の接続先のネットワーク名をクリックして「設定」をクリック。
NEC製ATERMシリーズの場合は、親機の裏面にSSIDと暗号化キーがラベルとして貼られています。それを選択します。
新しくSSIDを登録するには「新規登録」をクリックして登録してください。
(5)無線LANの設定を行う。
設定項目は、SSIDと暗号化キーの2つです。
通常は親機の裏面のSSIDと暗号化キーを使用します。
SSIDとは:
ネットワーク名ともいいます。
NEC製ATERMシリーズの場合は、親機の裏面にSSIDと暗号化キーがラベルとして貼られています。
このSSIDと暗号化キーが工場出荷時に親機に設定されています。初期化するとこの値が強制的に有効となります。
初期化以後に自分で、SSIDと暗号化キーを変更も出来ます。その場合は子機側にも同じ値を反映しないと無線の接続は出来ません。
(6)「登録」をクリック。
これで今入力した値が子機(パソコン)に反映されます。
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「サテライトマネージャ」て何?
「サテライトマネージャ」はNECが独自に作成したユーティリティです。
機能的には、無線接続のための設定、変更などの機能を持ち、さらに無線の接続状態を管理し、表示する機能を持っています。「サテライトマネージャ」を有効にしていけば、インターネット・無線の接続状態が確認できます。当然「無効」にすることも出来ます。その場合は、Windowsのワイヤレスネットワーク接続で管理を行うことになります。
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